令和5年度12月定例議会

藤沢市議会12月定例会が12月1日から22日まで行われました。

6日 建設経済常任委員会

【村岡地区のまちづくり】進捗状況の報告です。新駅は令和14年度頃の開業を目指します。今年度中、詳細設計を完了させ、3県市及びJR東日本で施工協定を締結し、事業着手を予定しています。村岡駅周辺地区のまちづくりコンセプト素案が策定されました。

7日 厚生環境常任委員会 → 谷津担当委員

【いきいき長寿プランふじさわ】介護保険法は3年毎に見直され来年度改定です。高齢化による介護ニーズ、サービス利用による介護給付等の増加が見込まれるため、介護保険料の引き上げを行わざる得ない状況と報告を受けました。深刻な介護人材不足解消のためには、報酬を上げる必要がありますが、現行制度では保険料が上がってしまう仕組みです。国は市への負担が軽くなるように持続可能な制度の転換が必要ではないでしょうか。

【藤沢市地域福祉計画】中間見直し素案の報告です。「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律(女性支援新法)」が来年度施行されることに伴い、理念だけではない具体性・スピード感をもつよう指摘しました。

神奈川県は犯罪被害者等支援条例があり、藤沢市としても重要であるとの認識があります。一方で、現在の市ホームページには人権として扱われ県の相談機能紹介にとどまり、福祉の支援行動がみえないことを指摘しました。茅ヶ崎市や横須賀市等のように支援条例をもつために、まずは実態把握するよう求めました。

11日 総務常任委員会

【鵠沼市民センター・公民館の再整備】1月に地域住民との意見交換会を開催します。令和6年度基本構想の策定、令和7~8年度基本・実施設計、令和9~12年度建設工事等を予定しています。

22日 本会議

・藤沢市議会は、「パレスチナ自治区ガザ地区における即時停戦を求める決議」を採択し、日本政府がより積極的な役割を果たすよう強く求める意見書を国へ提出しました。しかし、後から同内容の意見書が公明党5人より提出され、全会一致には至りませんでした。

・「オスプレイの墜落事故に抗議し、運用停止、事故原因の究明、日本の基地からの撤去を求める決議」は、与党系議員反対により19対16で否決されました。屋久島沖事故翌日14時頃、藤沢上空を2機飛んでいただけに大変残念です。