排除ベンチの仕切りが取れる

2024年度6月定例会の一般質問で取り上げた、仕切りの付いたいわゆる「排除ベンチ」について、藤沢市の対応の変化が見られました。藤沢市の顔でもある本庁舎のサンライズ広場と分庁舎の入口にあるベンチが、1つずつシンプルなベンチに変わりました。
市は、高齢者の立ち上がる時の支えになるとの意見もあることから、いまは試験的に1つずつで様子を見ています。何も問題がなければ、ゆくゆくは半分ずつにしたいとのことです。
ある休日、数あるベンチの中、仕切りのないベンチに座って、親子3人が休憩をしていました。何も言わずとも使い方を支持されるベンチより、自由に使える形が好ましいと思います。市民が黙っていると、管理しやすい環境づくりが進んでいくことの一つの現れではないでしょうか。サリン事件から管理型のまちづくりは一気に進みました。マイナンバーカードをはじめ、誰が本当に便利になるのか、常に問いながら、住みやすい地域社会を作りたいと思います。詳しい内容は、6月の一般質問をご覧ください。