令和5年度9月議会一般質問②~携帯電話基地局のトラブル未然防止について~

スマホは、今の生活にはなくてはなりませんが、本人が使用するかしないかは選ぶことができます。一方で、携帯電話基地局は、24時間365日にわたり電波を発信する公共性があり選ぶことはできません。様々な特性(子どもや過敏症等)を持った住民がいることから、地域住民に丁寧な説明が必要です。

ある日突然住宅街に設置され、全国各地で携帯電話基地局設置に関するトラブルが増えています。藤沢市では、令和3年度、4件の相談や意見が届いています。また、市民が233筆を集め、事業者に説明会を求めましたが実施に至りませんでした。大磯や二宮での陳情採択、多摩市など多くの市が事業者に要請をしています。藤沢に安心して住み続けられるよう、鎌倉市のように条例を持って対応するよう求めましたが、市は公害相談として電磁波に関することを総務省につなぎ、実態把握や情報提供に努めていきます。国は、健康問題や安全対策をもって進めていくべきです。藤沢市としては、市民に寄り添う姿勢が必要であり、今後も市民と共に注視していきます。