2/4災害対策等特別委員会から考える

災害対策等特別委員会で、いままでの新型コロナウイルス感染症対策について各部署で取り組んだことの報告がありました。
『微酸性電解水(次亜塩素酸水)』の配布について、消毒用アルコール不足による代替品として、市民や業者へ無料配布されました。その後、厚労省より効果について評価され、かけ流しによる効果が認められましたが、手指への使用はすすめていません。
しかし、市民センターなどの公共施設において手指消毒用として置かれているとの声を聞いています。行政として、どのように認識していて、置かれているのか質問しました。
施設管理者ごとに設置を決めており、市としては除菌水として希望があれば配布しているとの回答でした。
アルコールは充分に出回っており、委託管理しているとはいえ市の公共施設です。市民の安全を第一に考えれば、行政として最善をつくし考えるべきです。2020年6月に一般質問をし、行政に指摘していますが、いまだに浸透していないことに意識の低さが見えます。

 

抗原検査キットが不足しています。藤沢市の備蓄はないと答弁がありましたが、2/10付で高齢者・障がい者施設へ検査キットを支援する案内がきました。働く人を支えている保育現場では、感染者も多く休園も目立っています。保育士は、園児の残りの検査キットを使うこと、園独自に購入できた場合は在庫がある状態です。これでは、なかなか検査キットを使うことすらできない職場環境である声をきいています。

感染リスクの高い職場であり、安心して働ける環境にするよう検査キットの配布など行政と話し合い、委員会でも質疑をしましたがなかなか厳しいようです。
経済社会を下支えしている立場の人たちが、大事にされていないと感じるようでは、底辺から崩れていく懸念が拭えません。行政に対して、しっかり支援するよう要望しました。