2021年12月8日不戦のちかい
2021年12月8日 不戦のちかい
12月8日、真珠湾攻撃にはじまる太平洋戦争開戦の日。多くの市民と共にまちにでて、声を上げる機会を続けてこられた市民活動にまずは敬意を表したいと思います。参加する機会に感謝します。
平和が続くには対話しかないと思います。そのためにはできることはなんでしょうか。
まずは耳を傾けて考えることが大切なのだと思います。その環境づくりこそ重要ではないか考えます。
子どもの生命力あふれる力を信じて、ありのままを受け入れてくれる安心できる場、のびのびと育ちをみつめる大人に囲まれることが大事です。管理するのではなく子どもの権利を尊重する、つまり子どもの意見を言いやすくする環境づくりが大切です。
女性は、コロナ禍を経験し、いろいろな人と接するにつけ、つくづく安心を大切にする生き物であると感じます。右肩上がりの社会ではない先行き不透明ないま、多数の意見に従い安心を得るしかないのでしょうか。女性はホルモンバランスの変化、結婚、出産、パートナーなどの影響を受けやすく変化に富んでいます。画一的なマニュアル通りの考え方は危険で、柔軟性ある考え方が必要だと思います。
しかし、同調圧力や自己責任論の窮屈感、さらにデジタルで解決するほど単純な思考に陥る方が怖いと感じています。人はフィルターで分類分けできるほど単純ではありません。従うことで一定程度は安心感が得られるかもしれませんが、積み重なる自分の考えはどこにいくのでしょうか。生きづらさ、閉塞感につながっているように感じます。
少数でも違う意見を歓迎する社会こそ民主主義です。多様性を受け入れ熟慮することこそ日本の社会が成長する道だと思います。
戦争のない平和な日本社会であり続けるために、声を上げられない自由を失う社会にならないために、多くの市民との出会いを大切にし、対話を重ね、共に活動していきます。