IR推進に中止を求める署名を政府に提出

5月26日、衆議院議員第一会館にて、「カジノを含むIR推進について中止を求める」署名5750筆を政府に提出した。神奈川ネットワーク運動が中心となって「IR推進の中止を求める市民の会」として、2月28日から5月15日の間に、地域ネットや生協等の協力で署名を集めた。横浜市以外の神奈川県民の賛同者が8割にのぼり、カジノを憂慮する市民が幅広くいることが分かった。米サンズの日本進出断念にみられるように、インバウンド事業の不安定さは明らかである。ギャンブル依存症増加や治安の悪化の可能性など、市民生活を脅かす要因が多くある。コロナ禍において政府は立ち止まって考え直すべきと訴えた。

また、コロナ禍において世界規模で情勢が大きく変わる中、IRに関する国の基本方針を示さず、申請期日を変更しないまま、IR誘致する地方自治体にすり合わせるような方針の不誠実さに驚いた。