12月定例会一般質問~①こどもまんなか社会~地域こどもの家について~
令和5年4月「こども基本法」が施行せれ、こども若者が権利の主体との認識が拡がりました。同2月には「子どもの居場所づくりに関する指針」が示され、居場所がないことは孤独・孤立の問題と深く関係しており、子どもが生きていくうえで居場所が不可欠とされています。こどもたちを取り巻く環境の厳しさが増し、価値観の多様化により居場所への多様なニーズが生まれています。
はじめて昭和59年に開設された「地域子どもの家」は、ログハウスづくりの独立型で、順次整備を進め市内18カ所で展開しています。「子ども同士のふれあい」をモットーに、異年齢の子どもたちが交流しながら、自由にのびのびと遊ぶことができ、自主性を育てながら健全な発達を図ることを設置当初からの目的として運営しています。
近年では、市の複合化の方針もと、Fプレイスにあるような施設内におさめる形式に変化しています。その来場者の内訳をみると、保護者と幼児が最も利用していおり、車で来所することも増えています。保護者の利便性や行かせたいより、こどもが自転車で行けてワクワクして行きたくなる場所が公共として求められるのではないでしょうか。独立型の地域子どもの家を存続させながら、藤沢の子どもたちが本来持っている自立心を伸ばし、心身の育成を見据えた計画を要望しました。
藤沢市ホームページより