山川菊栄の読書会に参加

藤沢村岡のシェア本屋さんbookyにて、村岡ゆかりの山川菊栄氏の著者本である「わが住む村」の読書会に参加しました。
参加者は10名ほど、性別問わず20~70代、居住地、職業も様々で、刺激いっぱいの楽しい集まりでした。山川菊栄氏の思想、文章力の魅力によって吸い寄せられたようです。

昭和初期の藤沢の様子が生き生きとした文体から伝わってきます。声に出して読むことで、より鮮明になり仲間と共に共有すらことができます。さらに、声優さんが参加していて、音読を聴く機会に恵まれました。プロの読み手として数ある本を読んでこられた方にとっても、大変読みやすい❗と言っていました。あらためて、生き生きとした素晴らしい文章力の山川に感動します。
あわせて、東海道の地図、鉄道の歴史の資料をあわせてみながら想像する藤沢の様子は、歴史好きでなくても充分に楽しめ、身近に感じます。
藤沢駅は、もとは桃畑で東海道藤沢宿から離れた理由は何か。駅の開設場所は、白旗辺りの予定でしたが、市民の意向により、ずれたとのことだか、お上の権限が強いあの時代にあって、本当にに市民の反対による力だったのか疑問が残りました。
次回11月の読書会も楽しみです。